Photo 撮影 2017.08.05 ハイワッテージ・ストロボで劇的に 前回のブログで紹介した、屋外ロケで大光量ストロボを使って背景を際立たせる撮影ですが、今日はその仕組みを説明したいと思います。 この写真のような状況で普通に撮影すれば、人物は暗く写ってしまいます。 そこで、モデルに露出を合わせるように撮ると空本来の青さはなくなって白っぽくなります。 特に、この状況のように逆光であれば、なおさら明るい空は白くなります。 なぜ、空が白くなるか? それはモデルに比べて空が格段に明るいからです。 では、どうすればよいか。 これは、600Wsのストロボを使っていますが、スタジオで使っているモノブロックストロボの1.5倍のパワーを絞り出すバッテリータイプのストロボを、フル発光させてモデルに当てているわけです。 そうすると、モデルの明るさが空の明るさに対抗できるほど明るくなります。 そうなれば、モデルを適正露出に撮ると、空が本来の姿を現してくれるというわけです。 Previous Next
前回のブログで紹介した、屋外ロケで大光量ストロボを使って背景を際立たせる撮影ですが、今日はその仕組みを説明したいと思います。
この写真のような状況で普通に撮影すれば、人物は暗く写ってしまいます。
そこで、モデルに露出を合わせるように撮ると空本来の青さはなくなって白っぽくなります。
特に、この状況のように逆光であれば、なおさら明るい空は白くなります。
なぜ、空が白くなるか? それはモデルに比べて空が格段に明るいからです。
では、どうすればよいか。
これは、600Wsのストロボを使っていますが、スタジオで使っているモノブロックストロボの1.5倍のパワーを絞り出すバッテリータイプのストロボを、フル発光させてモデルに当てているわけです。
そうすると、モデルの明るさが空の明るさに対抗できるほど明るくなります。
そうなれば、モデルを適正露出に撮ると、空が本来の姿を現してくれるというわけです。